時代の流れによって変化する理想の結婚相手の条件
「3高」→「3C」→「3平」→「4低」→「3生」へ
皆さま、こんにちは。カウンセラーのたまよです。
私の若い頃(1980年代)はバブル景気の真っ只中でした。
年がバレちゃいますね(笑)
バブル時代のイケイケと呼ばれる派手で美しい女性達の中には、
「アッシー」「メッシー」「貢ぐ君」「本命君」などと、
その用途によって男性を使い分ける人もいました。
ご存知ない方の為、ご説明しますね。
- アッシー…車で送り迎えだけをする男性。
- メッシー…ご飯を奢るだけの男性。
- 貢ぐ君…金品を贈るだけの男性。
- 本命君…その名の通り正式な彼氏。
それではどんな男性が「本命君」になり得るのでしょうか。そこで「3高」の登場となるわけです。
「3高」とは
- 高学歴…大卒もしくは院卒・一流大学卒
- 高収入…年収1,000万円以上
- 高身長…180㎝以上
この時代の女性は寿退社といって、結婚と同時に会社を辞めて家庭に入るのが一般的だったので、男性のスペックを重要視していたのでしょう。
「3高」から「3C」へ
バブル経済崩壊後、結婚相手の男性に求められる理想像が「3高」から「3C」に変化しました。
「3C」とは
- comfortable…快適な生活を送れる十分な給料がある
- communicative…心が通じ合い、価値観が一緒である
- cooperative…協調性があり家事や育児に協力してくれる
バブルの崩壊を受けて「高望みはしないけれど、これくらいは望みたい」という、
バブルという夢から覚めて現実に戻りつつある時代だったのかもしれません。
「3C」から「3平」へ
また、だいたい同じ時期に「3平」というのも出てきました。平成元年が1989年に始まったので、元号にも絡めたネーミングなわけですね。
「3平」とは
- 平均的な収入
- 平均的な容姿
- 平穏な性格
「3C」よりさらに地に足をつけた条件となっています。
「もう多くは望みませんから人並みの幸せをお授けください」といったところでしょうか。
「3平」から「4低」へ
この語の誕生は、2017年と確認できたので、時期的には2010年代半ばあたりだと思われます。女性の社会進出が進み共働きが当たり前の時代となりました。
「4低」とは
- 低姿勢…威張らない・偉そうな態度を取らない
- 低依存…家のことを妻に丸投げしない
- 低リスク…リストラの心配がない、安定した仕事に就いている
- 低燃費…浪費家ではない、趣味にお金をかけない
改めて「3高」と比べてみるとすさまじい差ですね。
女性が時代と折り合いをつけた上で現実的に最大限望めるポイントが「4低」となりました。
そもそも「4低」は字面に漂うネガティブな気配が強いようですが、4つの“低”を冷静に見てみればかなり高い水準の要求がなされているのです。
「4低」から「3生」へ
時代はコロナ禍に突入します。力強く生き抜く男性が理想の結婚相手として求められるようになります。
「3生」とは
- 生存力…家庭内でトラブルが起こった時に対処できる力がある
- 生活力…妻に頼らなくても家事をこなすことができる力、親に依存しなくても経済的に自立できる力がある
- 生産力…何もないところから、新しいものを生み出す力がある。人脈があり人望が厚い
今の時代は、どんな環境にも対応し、人生を切り開いていけるような生命力の強い男性が求められています。
経済力がメインではないようです。ひと言でまとめるならば、「サバイバル力」ですね。
まとめ
時代に合わせ理想の結婚の条件は変わっていくものです。
また、初婚と再婚では相手へ求める条件はさらに変わるでしょう。
その為、モテたい!結婚したい!と願う男性は、時代に合わせて臨機応変に変わっていく必要があると思います。
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品川目黒結婚相談所 ペパーミント
カウンセラー 若山瑞世(わかやまたまよ)